ガイガーカウンターの作り方
家庭でできる科学実験として紹介されていたものをご紹介します。この実験ではグローランプの放射線を観測します。ただし、放射線を感知するのみで数値は計測できないことをご了承ください。この行程をみていただくと、ガイガーカウンターの仕組みが簡単に理解できることと思い、掲載させていただきました。
準備するもの
【電気コップの材料】アルミホイル、ペン、はさみ、スチロール樹脂製のハードタイプのプラスチックコップ3個
【本体の材料】カメラのフィルムケース2個、リード線(約30cm)2本、セロハンテープ、カッター、がびょう、瞬間接着剤、消毒用アルコール、綿棒、紙、ライター、ラップ、輪ゴム、AMラジオ、塩ビ棒、キッチンペーパー、グローランプ※グローランプの放射線量は弱いため、グローランプのケースの中のガラスを外して実験すると分かりやすいと思います。
電気コップを作る
① プラスチックのコップにはさみで切れ目を入れ、底の部分を切り落として扇形に開きます。この扇型をアルミホイルの上におき、ペンで周りをなぞり、2枚の型をとったあとに切り離します。
② 2枚の扇形のアルミホイルをそれぞれプラスチックコップの口から1cmしたに巻き付けテープでとめます。余ったホイルはコップの底に折りたたみます。プラスチックコップ2個分を作成します。
③ アルミホイル10cmほどを切り取り、幅1cmに折りたたんで長さ20cmの板にします。ホイルの両端を重ねて片方を輪の状態にします。先程のプラスチックコップを重ねて、その隙間にホイルの輪と反対側の端を挟み込みます。この輪の部分が静電気を受ける集電板になり、コップに電気を溜める事ができます。
本体を作る
① カメラのフィルムケースの底をカッターで落とします。このケースのふたは真ん中にがびょうで穴をあけておきます。ケース側面にもがびょうで穴を開けておきます。
② リード線の被覆を10cm程度むいて中の銅線を1本残して切り落とします。
③ 1本残った銅線を先程穴を開けたふたの外側から通し、出た部分を半分に折り曲げます。折った部分をつぶさないように軽くよじります。銅線とふたを瞬間接着剤で留めます。これがプラス極になります。
④ もう1本のコードの被覆を1cmほどむき、フィルムケース筒の側面の穴に通し筒の中で銅線を筒の内側に広げます。
⑤ フィルムケースの筒に銅線を留めたふたを付け、筒の内側を綿棒にしみこませたアルコールで拭いて汚れを落とします。筒の内側一周の長さで2cm幅に切った紙を、筒の内側の銅線に接触するように沿わせます。この紙がマイナス極になります。
⑥ ⑤の中にライターのガスを203秒分入れ、ケースにラップでふたをし、輪ゴムで留めます。余分なラップは切り取っておきましょう。
⑦ ラップでふたをした方を上にし、もうひとつのフィルムケースにのせてテープで固定します。これでセンサー部を絶縁したことになります。
⑧ リード線の反対側を2cmほどむき、マイナス極のリード線を電気コップと電気コップの重なった隙間に挟み込み、プラス極のリード線を電気コップの外側のアルミにテープで留めます。塩ビ棒をキッチンペーパーでこすって静電気を起こし、電気コップのアルミ版部分に送ります。フィルムケースのそばに、ラジオをチューニングを外して置き、センサー部分にグローブランプを近づけると、ラジオからバチバチと音がします。音の数だけ放射線が通ったことになります。※グローランプの放射線量は弱いため、グローランプのケースの中のガラスを外して実験すると分かりやすいと思います。

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