ガイガーカウンターの選び方
原子力発電所の事故により緊急事態発生した場合、
「正しい情報が入らず、しかも放射線量の公開も自分の住む地域のものがどこに掲載されているかわからない…。」
「情報は少し整備されてきたけれど、自分の住む地域や外出先など、本当に今対策をしなくて大丈夫なのか?」
など、今、自分や家族が本当に放射能による害があるではないかと不安になる方も多いでしょう。そこで、ガイガーカウンターの購入を考えている方に、選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。
一般的な持ち運び用ガイガーカウンターの選び方
電池寿命が長い
緊急時に使用されることが想定されるので、使用時には電池の充電ができない場合があると考えることも重要でしょう。場合によっては、蓄電・発電対策も考えておきましょう。
小型で、軽量である
外出寺に持ち運ぶことも念頭におきましょう。自宅周辺や通勤路、あるいは、子どもの通学路など細かいところチェックする必要があるかもしれませんので、持ち運びやすいものがいいでしょう。
アラーム機能がある
警戒数値を設定しておき、超えると知らせてくれると便利です。基本的な警戒数値は国などが発表しているものでいいと思いますが、子どもの場合は多少低めに考えたほうがよいという意見もありますので、警戒数値の設定も変更できるものがさらによいでしょう。
価格に見合った機能が搭載されている
メーカーによって様々な機能がついていることもありますが、自分が必要としている機能は何か、それに見合う価格感を考えて選びましょう。
この場合は利便性を重視した選定になります。ただ、そもそもの放射線測定の機能がものによって異なりますので、その点については以下でピックアップしたいと思います。
表面汚染検査用や、定期的に観測データを取るためのガイガーカウンターの選び方
測定できる放射性各種は何か
表面汚染の確認を考えると、α線、β線が測定出来るものがいいでしょう。
測定感度/測定範囲はどれくらいか
できるだけ感度が高いもの、つまり、測定範囲が広いものを選ぶといいでしょう。感度が低い物、つまり測定範囲が狭いものですと、一般的な警戒数値以上の計測ができなくなってきますので、時系列で観測した場合、危険性が上がり続けているのか、下がってきているのかという判断ができなくなってしまいます。一般的に、◯◯CPM/μSv/hといった表示がされています。見方としてCPMの単位が大きいほど感度が高いことになります。
メーター式かデジタル式か
メーター式のものは針が振動で動きやすく、数値が読み取りにくいという難点がありますが、価格は全般的に安いです。デジタル式は正確なデータが取りやすく、パソコンへデータを送って測定結果の比較ができたり、一定時間のカウントやアラームなどの便利な機能がついているものも多くあります。
※用語について
- CPM
- count per secondの略。1CPMは60CPS
- CPS
- count per minuteの略。1秒間あたりの放射線の計数率。計数率とは、1秒間に検出器に入射する、あるいは計数されるX線の数
- ev、KeV、MeV
- 放射線エネルギーの単位。1 MeV のエネルギーというと、放射性物質から飛び出してくる粒子のエネルギーがおよそ、そのレベル。単位はev(エレクトロンボルト:電子ボルト)、KeV(キロエレクトロンボルト)、MeV(メガエレクトロンボルト)読む。eVの1000倍がKeV、その1000倍がMeV。電子ボルトに関する参考サイト。

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